改革の総仕上げとして2020年4月に実施されたのが、「送配電部門の法的分離」です。 これは、大手電力会社(旧一般電気事業者)の発電・小売部門と、送配電部門を法的に別会社に分ける措置です。
【目的と仕組み】
送配電網は、すべての電気事業者が利用する「公共の道路」のようなものです。もし道路の管理者が特定の運送会社(大手電力の発電・小売部門)を優遇すれば、公正な競争は阻害されます。 そこで、送配電部門を中立的な立場として独立させることで、新規参入者も公平に送電網を利用できる環境(中立性・公平性の確保)を整えました。なお、欧米で見られる「所有権分離(資本関係も切る)」までは行わず、持株会社傘下でのグループ内分社化(法的分離)が採用されました。
2015年〜2020年にかけて実施された改革の全容
「司令塔」による全国一元管理
誰でも電力会社を選べる時代へ
送電網の公平な利用を確保
これら3段階を経て、現在の「競争環境」と「安定供給」を両立させる市場土台が完成しました。
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2026年2月16日
この記事の監修者

甲斐 博一
ユニファイド・サービス株式会社 CMO
グローバルIT企業における23年間のマーケティング経験に経営企画のスキルも加えB2B/B2Cともに経営とマーケティングを結び付けていくことをモットーとする。また、数多くのデジタルマーケティングおよびECの立ち上げや衰退ビジネスの立て直しも経験し、Webサイトを事業に貢献させてきた経歴を持つ。現在はユニファイド・サービスにて、B2B領域のビジネスにフォーカスし、CMOとしてマーケティングを推進すると同時に、新規事業計画と成長を支援する活動を並行して実践中。経営とマーケティング、事業企画、そしてリーダーシップを次世代に伝えていくための活動もライフワークとして行っている。