Marketing Cloudは、特に以下のような課題やニーズを持つ企業に適しています。
・顧客データが散在している企業:店舗、EC、アプリなど複数システムにデータが分散しており、統合管理したい
・パーソナライズ体験を提供したい企業:画一的な一斉配信ではなく、顧客一人ひとりに合わせた「1to1」のアプローチを行いたい
・多様なチャネルを活用する企業:メールだけでなく、LINE、アプリ通知、SNS広告などを組み合わせて効果を最大化したい
・大規模なB2Cビジネスを展開する企業:数百万、数千万人規模の顧客に対し、遅延なくメッセージを配信したい
Salesforceにはもう一つ「Account Engagement(旧Pardot)」というMAツールがありますが、ターゲットと得意領域が明確に異なります。
比較項目 | Marketing Cloud | Account Engagement (旧 Pardot) |
主なターゲット | B2C企業(小売、金融、サービス等) | B2B企業(法人向けビジネス、高額商材) |
得意なこと | マルチチャネルでの大量配信、1to1体験 | リードナーチャリング、営業連携、スコアリング |
主要チャネル | メール、LINE、アプリ、SNS、Web広告 | メール、Webトラッキング、ランディングページ |
Salesforce連携 | Marketing Cloud Connectorによるデータ連携(初期設定が必要) | Sales Cloudとネイティブ連携 | Sales Cloudと一体型のように密接連携 |
向いている企業 | 数十万〜数百万の顧客を持ち、多様な接点でアプローチしたい企業 | 営業担当者が個別にフォローする商談創出を目指す企業 |
最終的にMarketing Cloudが選ばれる理由は、以下の3点に集約されます。
1.エコシステム:SalesforceのCRMデータとシームレスに繋がり、顧客の全ライフサイクルを管理できる
2.スケーラビリティ:数千万会員規模の大量配信にも耐えうる堅牢な基盤がある
3.マルチチャネル統合:日本市場で重要なLINEを含め、あらゆるデジタル接点を一元管理できる
AIやMAの精度は「データの質」で決まると言っても過言ではありません。
バラバラに管理されたデータの統合・クレンジング(名寄せや正規化)から、シナリオ設計、導入後のチューニングなどをワンストップで支援します。複数のベンダーに依頼する手間を省き、責任を持ってプロジェクトを成功へと導きます。
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Salesforce Marketing Cloudは、デジタル時代のマーケティングに不可欠な「顧客理解」と「パーソナライズ」をより効率的に進めてくれるプラットフォームです。
散在するデータを統合し、AIの力で顧客一人ひとりに最適なメッセージを届けることができれば、顧客満足度は向上し、結果として売上やLTVの最大化につながります。また、Sales Cloudなどの他製品と連携することで、組織全体で顧客を支える体制が整います。
「自社のマーケティングを次のステージへ進めたい」とお考えの方は、ぜひMarketing Cloudの導入を検討することで、次のステージが具体的に見えてくると思います。導入や活用に関するご相談は、豊富な実績を持つユニファイド・サービスが承ります。
2025年12月16日
この記事の監修者

甲斐 博一
ユニファイド・サービス株式会社 CMO
グローバルIT企業における23年間のマーケティング経験に経営企画のスキルも加えB2B/B2Cともに経営とマーケティングを結び付けていくことをモットーとする。また、数多くのデジタルマーケティングおよびECの立ち上げや衰退ビジネスの立て直しも経験し、Webサイトを事業に貢献させてきた経歴を持つ。現在はユニファイド・サービスにて、B2B領域のビジネスにフォーカスし、CMOとしてマーケティングを推進すると同時に、新規事業計画と成長を支援する活動を並行して実践中。経営とマーケティング、事業企画、そしてリーダーシップを次世代に伝えていくための活動もライフワークとして行っている。