Salesforceで何をいくつ契約するかは、組織に1つ選ぶエディションと、利用者ごとに割り当てるユーザーライセンスの2つを軸に決まります(※1)。2026年9月には、Sales CloudやService Cloudなどに、AIとSlackを組み込んだ新エディション「Core」「Advanced」「Max」が加わりました(※2)。
購入したライセンスの数は、原則として契約期間の途中で減らせません(※3)。契約前に利用者と必要な機能を整理すれば、不要なライセンスを契約するリスクを減らせます。
本記事では、まずエディションとライセンスの違いを押さえ、続いてエディションの一覧と新旧の対応、ユーザーライセンスの種類、選び方、契約の注意点、自社の契約内容の確認方法を順に見ていきます。エディションの構成や契約の条件は、2026年10月時点の公式情報に基づいています。
エディションは、組織で使える機能やサービスを、業務に必要な水準に応じて1つにまとめたものです(※1)。
Salesforceは、エディションを選び、必要に応じてアドオンを追加する形で契約します。個々の機能や設定を1つずつ選んで購入する仕組みではなく、ユーザーライセンスもエディションやアドオンに含まれています(※1)。
ユーザーライセンスは、利用者ごとに使える機能の範囲を決めるものです(※1)。システム管理者が、利用者の役割に合わせて1人に1つずつ割り当てます。
1つのエディションに、用途の異なる複数のユーザーライセンスが含まれる場合もあります。CRMの機能を使う人向けの「Full CRM」と、社内のコラボレーション機能「Chatter」に限って使う人向けの「Chatter Free」が、その例です(※1)。社内外の利用者向けの主なライセンスは、「Salesforceのユーザーライセンスの種類」で確認できます。(※「Salesforceのユーザーライセンスの種類」参照)
アドオンは、エディションに含まれない機能を追加するための製品です(※1)。必要なものだけを選んで加えられ、1つも加えずに使うこともできます。
権限セットライセンスと機能ライセンスは、特定の利用者に機能を追加するときに使います。権限セットライセンスは、ユーザーライセンスと違って1人に複数を割り当てられます(※1)。機能ライセンスは、Marketingなど、ユーザーライセンスに含まれない機能を利用者ごとに使えるようにするものです(※4)。
たとえばService Cloudを100人で使う組織なら、AI機能のEinsteinが必要な10人分だけ、アドオンとして権限セットライセンスを追加購入できます(※1)。Einsteinを含むAI機能の利用条件については、Salesforce Einsteinの解説記事をご覧ください。
Sales Cloudには、無料のFree Suiteから最上位のMaxまで、6つのエディションがあります。上位のエディションほど、カスタマイズの範囲が広がり、AI機能が増えます(※5)。Service Cloudも同じ体系で、Free Suiteを除く5つのエディションがあります(※6)。
本記事では、2026年10月時点の価格ページの表記に従って「Sales Cloud」「Service Cloud」と書き、2026年9月の発表で使われた「Agentforce Sales」「Agentforce Service」の名称を併記します(※2、※5)。
表1 Sales Cloudの6つのエディションの違い(2026年10月時点)
エディション | 対象規模 | 主な機能 | AI・Slack | カスタムオブジェクト | 契約形態 | Flexクレジット(組織あたり年間) |
|---|---|---|---|---|---|---|
Free Suite | 2ユーザーまで | 顧客(取引先・取引先責任者)、リード、商談を管理する基本の機能 | Agentforce、AIによる要約・下書き/Slackフリー | 作成できない | 無料(クレジットカード登録不要) | - |
Starter Suite | 中堅・中小企業向け | 営業・サービス・マーケティング・コマースを1つにしたCRM | Free Suiteと同等/Slackフリー | 作成できない | 月払いか年払い | - |
Pro Suite | 中堅・中小企業向け | Starter Suiteの機能+高度なカスタマイズ・自動化、見積もり、売上予測 | Free Suiteと同等/Slackフリー | 作成できる(50まで) | 年間契約 | - |
Core | - | AI、Slack、Tableau、Agentforceのスキルが入ったCRM。Momentum、Premier Success Planも利用可 | Agentforceのスキルを組み込み(セールス向けAgentforceは別途購入)/Slackビジネスプラス | 作成できる | 年間契約 | 50万 |
Advanced | - | Coreの機能+セキュリティの強化、AI機能の追加、データ容量の拡張 | Coreより広いAI機能(セールス向けAgentforceは別途購入)/Slackビジネスプラス | 作成できる | 年間契約 | 100万 |
Max | - | Advancedの機能+AIの機能一式 | セールス向けAgentforce、Agentforce Coworker/Slack Enterprise+ | 作成できる | 年間契約 | 275万 |
出典:価格ページ(※5)、ヘルプ「Salesforce Suites Features and Allocations」(※7)、「Salesforce エディション」(※8)、料金プランの解説(※9)をもとに作成。対象規模とFlexクレジットの「-」は価格ページに記載がないもの。Core以上で作成できるカスタムオブジェクトの数は、契約前に営業担当者やパートナーに確かめる
Free Suiteは、2人までなら、クレジットカードを登録せずに無料で使い始められるCRMです(※9)。取引先、取引先責任者、リード、商談を管理する基本の機能に加え、AIによる要約や下書きも使えます(※7)。
カスタマイズには制限があります。カスタム項目は1つのオブジェクトにつき25までで、作成できるフローの数にも上限があります。カスタムオブジェクトは作成できず、AppExchangeのアプリも利用できません(※7)。3人以上で利用する場合はStarter Suite、カスタムオブジェクトが必要な場合はPro Suiteが次の候補です。
Starter Suiteは、営業、サービス、マーケティング、コマースの4つの領域の機能を備えています(※5)。利用者の数に上限はありませんが、カスタムオブジェクトは作れず、カスタム項目の上限もFree Suiteと同じです(※7)。
Pro Suiteには、Starter Suiteの機能に加え、より高度なカスタマイズと自動化、見積もり、売上予測の機能があります(※5)。カスタムオブジェクトを50まで作れるほか、カスタムアプリ、テスト用のSandbox、AppExchangeのアプリも使えるようになります(※7)。
2026年9月に発表されたCore、Advanced、Maxは、Sales Cloud、Service Cloudと業種別の製品を対象とするエディションです。発表では、対象製品にAgentforce Sales、Agentforce Service、Agentforce Industriesという名称が使われています(※2)。3つのエディションには、Agentforce、SlackとSlackbot、AIエージェントによる分析、データセキュリティ、サポートプランのPremier Success Planという5つの要素が共通して含まれます。Core、Advanced、Maxは国内でもすでに購入できます。一方、業種別のAgentforce Industry Editionsは、新しい価格体系での販売開始を2026年秋の後半に予定していると発表されています(※2)。
3つのエディションは、セキュリティ、AI、データ容量の範囲が異なります。Sales CloudのAdvancedでは、Backup & Recoverやセキュリティセンターなどのセキュリティ機能が追加され、データストレージもユーザーあたり1GBに増えます。Maxでは、セールス向けAgentforceやAgentforce Coworkerを含むAI機能一式を利用できます(※5)。組織ごとに付与されるFlexクレジットも、上位ほど多くなります。Agentforceの課金の単位については、記事「Agentforceとは」をご覧ください。
新エディションの発表前から契約している組織では、Enterprise、Unlimited、Agentforce 1 Editionsなどが現在も使われています。発表では、CoreはEnterprise、AdvancedはUnlimited、MaxはAgentforce 1 Editionsと比較して、それぞれの価値が説明されています(※2)。
表2 従来のエディションと新エディションの対応(2026年10月時点)
2026年9月より前からのエディション | 対応する新エディション | 発表と価格ページでの扱い | 従来のエディションを契約中の場合 |
|---|---|---|---|
Free Suite/Starter Suite/Pro Suite | そのまま | 新エディションの発表には含まれず、価格ページにも引き続き掲載 | - |
Professional | 該当なし | 価格ページに料金プランとしての掲載がなく、発表でも比較の対象外 | 今後の扱いは営業担当者やライセンス販売パートナーに確認 |
Enterprise | Core | Coreの比較の基準とされた | 既存の価格は変わらない(発表時点) |
Unlimited | Advanced | Advancedの比較の基準とされた | 既存の価格は変わらない(発表時点) |
Agentforce 1 Editions | Max | 価格は据え置きで、Maxの比較の基準とされた | 追加費用なしでMaxに上げられる |
出典:新エディションの発表(※2)と価格ページ(※5)をもとに作成
表の組み合わせは、Salesforceが2026年9月10日に新エディションを発表した際に比較の基準としたものです。この発表では旧エディションの提供終了は示されておらず、従来のエディションを使う既存顧客の価格も変わらないとされています(※2)。旧エディションから新エディションへ移るときの条件は、契約ごとに営業担当者やパートナーに確かめてください。
公式の価格ページには、各エディションの料金が利用者1人あたりの月額で示されています(※5)。価格やパッケージは変わることがあるとSalesforceが明記しているため(※2)、検討するときは最新の価格ページを確かめてください。
ライセンスの単価、人数、契約期間から計算する費用だけでは、契約にかかる総額は決まりません。これに加え、外部に依頼する導入支援や構築、アドオンやアプリ、サポートプラン(Success Plan)、ストレージやAPIの上限超過にも費用がかかる場合があります(※9)。費用がどう積み上がるかは、記事「Salesforceとは」で詳しく扱っています。
ユーザーライセンスは、社内向けと、顧客やパートナーなどの社外向けに分かれます(※10、※11)。課金の形には、利用者ごとのユーザー単位と、ログインした日数に応じて消費するログイン単位があります。Salesforceライセンス以外の多くは、ヘルプではEnterprise、Unlimited、Performance、Developerの各エディションで使えるものとされています。Suiteのエディションで使えるかは、契約前に確かめてください(※10、※11)。
表3 主なユーザーライセンス
ライセンス | 用途 | 使える機能 | 使えない機能 | 課金の形 |
|---|---|---|---|---|
Salesforce | 社内でCRMを毎日使う人 | 標準のCRMの機能、カスタムアプリ、AppExchangeのアプリ | -(使える範囲は契約内容と権限で決まる) | ユーザー単位 |
Salesforce Platform | 社内でカスタムアプリを使う人 | カスタムアプリ、取引先、取引先責任者、レポート、ダッシュボード | 売上予測・リード・キャンペーン・商談など | ユーザー単位 |
Salesforce Platformログイン | 社内でカスタムアプリをときどき使う人 | Salesforce Platformライセンスと同じ | Salesforce Platformと同じ | ログイン単位(1日に何回ログインしても1回) |
Salesforceインテグレーション | システム間の連携 | APIを通じたデータと機能 | 人が画面から操作する用途 | ユーザー単位 |
ID専用(Identity) | ID機能だけを使う社内の従業員 | SSO(シングルサインオン)などのID機能 | CRMの機能 | ユーザー単位 |
Experience Cloud | 社外の顧客やパートナー | サイト経由で、ライセンスの範囲内のデータと機能 | 社内の組織への直接のアクセス | ユーザー単位またはログイン単位 |
出典:ヘルプ「Standard User Licenses」(※10)、「Experience Cloud User Licenses」(※11)をもとに作成
Salesforceライセンスは、標準のCRMの機能やAppExchangeのアプリへのフルアクセスが必要な人に割り当てるライセンスです(※10)。標準アプリとカスタムアプリの両方を利用できます。ただし、実際の利用範囲は、契約中のエディションや機能、管理者が設定する権限によって決まります(※1)。営業担当者やカスタマーサポートの担当者のように、毎日の仕事でCRMを開く人に向いています。
自社で作ったカスタムアプリや、AppExchangeから導入したカスタムアプリを使う人には、Salesforce Platformライセンスを割り当てます(※10)。取引先、取引先責任者、レポート、ダッシュボード、ドキュメント、カスタムタブといった基本の機能も使えます。
使えないのは、売上予測、リード、キャンペーン、商談などのSalesforce標準のタブとオブジェクトです(※10)。商談をSalesforceで管理する営業担当者には向かず、カスタムアプリのみを利用する部門に適しています。
利用頻度が低い人向けには、Salesforce Platformログインライセンスもあります(※10)。Salesforce Platformライセンスと使える機能は同じですが、契約期間中のログイン回数に応じた形で購入します。1日に何度ログインしても、消費は1回と数えます。
Salesforceインテグレーションライセンスは、Salesforceのデータや機能をAPI経由でのみ使うためのライセンスです(※10)。システムどうしの連携のためのもので、人が画面から操作する用途には使えません。
基幹システムや会計システムとデータをやり取りするときは、連携専用のユーザーにこのライセンスを割り当てます。連携専用のライセンスを使えば、人が操作するためのSalesforceライセンスを連携に充てずに済みます。
SSO(シングルサインオン)などのID機能だけを使う従業員向けに、ID専用(Identity)ライセンスがあります(※10)。CRMの機能を使わず、Salesforceの組織を通じて社内のWebアプリにサインインする従業員に割り当てます。
社外の顧客やパートナーが、Experience Cloudで構築したサイトを通じてSalesforceのデータや機能を利用する場合は、Experience Cloudライセンスを割り当てます(※11)。Customer Community、Customer Community Plus、Partner Communityなどの種類があり、それぞれユーザー単位かログイン単位かを選べます。ログイン単位では毎月使うログインの数を買い、同じ日の2回目以降のログインは数えません。ログインせずにサイトを閲覧するゲストユーザーは、Experience Cloudのライセンスを消費しません(※11)。
ここまで見てきたように、Salesforceのライセンスは種類も課金の形も多く、契約しているエディションによって使えるものも変わります。どの利用者にどのライセンスが要るかは、業務と使い方を一つずつ照らし合わせないと決めにくいのが実情です。
まず、誰が何のためにSalesforceを使うのかを整理します。CRMの機能をすべて使う人、カスタムアプリだけを使う人、利用頻度の低い人、社外の利用者、システム連携用に分類すると、必要なライセンスを検討しやすくなります。
表4 利用者のタイプ別に見たライセンスの候補
利用者のタイプ | ライセンスの候補 |
|---|---|
毎日CRMを使う営業・サポートの担当者 | Salesforce |
使うのは自社のカスタムアプリだけ | Salesforce Platform |
カスタムアプリを使うのは月に数回 | Salesforce Platformログイン |
使うのはSSOなどのID機能だけ | ID専用 |
社外の顧客・パートナーがサイトから使う | Experience Cloud |
他のシステムとAPIでデータをやり取りする | Salesforceインテグレーション |
出典:ヘルプ「Standard User Licenses」(※10)、「Experience Cloud User Licenses」(※11)をもとに作成
グループごとに利用者数を数え、ライセンスの種類と必要数を見積もります。1人で複数の用途を兼ねる場合は、すべての用途に必要な機能を使えるライセンスを選びます。
エディションは、今の業務で必要な機能(カスタマイズの範囲、自動化、AI、セキュリティ)を整理し、それらを満たすエディションのうち、いちばん下のものから検討します。
表5 優先したいことと候補のエディション
優先したいこと | 候補のエディション |
|---|---|
2人以下で、費用をかけずにCRMを試したい | Free Suite |
まずは月払いで、少人数から始めたい | Starter Suite |
自社の業務に合わせて項目やアプリを作り、自動化もしたい | Pro Suite |
AIやSlackを組み込んだ環境で使いたい | Core |
データのバックアップやセキュリティを強化したい | Advanced |
AIの機能を一式そろえ、セールス向けAgentforceも使いたい | Max |
出典:価格ページ(※5)、ヘルプ「Salesforce Suites Features and Allocations」(※7)、料金プランの解説(※9)をもとに作成
Free Suite、Starter Suite、Pro SuiteにもAgentforceが含まれるため、AIを試す段階では、これらのエディションも候補になります(※7)。
支援の現場では、エディションとライセンスを決めたあとで、費用や運用に無理が出たという声を伺うことがあります。よくあるのは次の3つです。
・ 全員にSalesforceライセンスを割り当てる:カスタムアプリだけを使う人にまでCRMの機能付きのライセンスを割り当てると、その分の費用がかかり続けます。利用目的を確かめると、Salesforce Platformライセンスで足りる人が見つかることがあります。
・ 使い切れない上位のエディションを選ぶ:念のために上位のエディションを選ぶと、使わない機能の分まで費用がかかります。上位への変更は契約の途中でもできるため(※9)、必要になった時点で上げるほうが無駄がありません。
・ 今の人数と業務だけで決める:ほかの部門に広げようとした段階で、要る機能が今のエディションにないと分かり、エディションやライセンスを組み直すことになります。利用部門の拡大やAI活用など、数年先の使い方まで見込んだうえで、契約は今必要な範囲から始めるのが現実的です。
契約で決まっている制約については、「Salesforceのライセンス契約の注意点」を参照してください。
Salesforceのメインサービス契約には、契約期間、ライセンス数、利用者への割り当てについて標準の条件が定められています(※3)。ただし、注文書に異なる定めがある場合は、注文書の条件が優先されます。自社に適用される条件は、注文書と契約書の両方で確認してください。
契約期間は注文書で定められ、別段の定めがなければ、当初の契約期間が終了したあと1年ずつ自動更新されます(※3)。更新しない場合は、契約期間の終了日の30日以上前までに書面で通知する必要があります。電子メールでも通知できます。
更新時に数量を減らすか、契約期間を短くする場合は、前の期間の単価にかかわらず、価格が改めて設定されます(※3)。
有料エディションで月単位の契約、かつ月払いを選べるのはStarter Suiteだけです。Pro Suite以上は年間契約となります(※5、※9)。契約形態や通知の条件は変わることがあるため、契約の前に最新の価格ページとメインサービス契約で確かめてください。
Salesforceを利用できる人数は、注文書に記載された購入ユーザー数までです(※3)。1人のパスワードを、ほかの人と共有することも認められていません。ある利用者のIDを別の人に割り当て直せるのは、元の利用者がSalesforceを使わなくなったときだけです。
契約期間の途中で数量を減らすことは原則としてできません(※3)。ライセンスは契約期間中でも追加できます。追加分の契約終了日は元の契約と同じで、料金は残りの期間に応じて按分されます。上限を超えた場合、Salesforceはまず利用を減らすよう求めることができます。それでも上限を守れないときは、数量を追加する注文書を結ぶか、超過分を支払うことになります(※3)。
エディションも、大半の製品では、いったん上位にすると下位には変えられません(※9)。
Salesforceでは、利用環境の単位を「組織」と呼びます。1つの組織に適用されるエディションは1つです。同じ組織で複数のエディションを同時に使い、利用者にアクセスさせることはできません(※1)。Sales CloudとService Cloudを1つの組織で併用するときも、両方を同じエディションにします(※9)。
【図1】Salesforceのエディション確認
![Salesforceのエディションの確認方法。[設定]の[組織情報]ページで[組織のエディション]の欄を示した画面.png](https://a.mktgcdn.com/p/jkaAIebm0B329KX8hRz3mUt1ljr0NPxARupJr1hYSnU/1568x968.png)
自社のエディションは、[設定]の[組織情報]ページで確認できます(※12)。[設定]のクイック検索ボックスに「組織情報」と入力して選択すると、ページ右下の[組織のエディション]に表示されます。
使える機能はエディションによって異なります。新しい機能を検討する際にも、自社のエディションを先に確認しておくと、利用可否を判断しやすくなります。
組織で有効なライセンスの名前と使用状況も、[組織情報]ページで確認できます(※13)。製品別のライセンスの使用状況をリアルタイムで詳しく確認するには、Digital Walletの[ライセンス利用状況]ページを使います。どちらも、ライセンス情報を見る権限をシステム管理者から割り当てられていることが前提です。
ライセンスの割り当て先を一覧で確認するには、ユーザーを主オブジェクトとするカスタムレポートタイプを使います。ライセンス名でまとめれば、どのライセンスを誰に割り当てているかを一覧できます(※14)。ただし、表示されるのはSalesforceのライセンスだけで、管理パッケージのライセンスは含まれません。
A. なくなるとは発表されていません。2026年9月の新エディションの発表では、従来のエディションを使っている既存の顧客の価格は変わらないとしています(※2)。新規契約では、価格ページに掲載されているCore、Advanced、Maxが候補になります(※5)。
A. 2026年10月時点の価格ページには料金プランとして載っておらず、新エディションの発表でも比較の対象になっていません(※2、※5)。契約中の組織での今後の扱いは、営業担当者やパートナーに確かめてください。
A. 注文書に別段の定めがない限り、減らせません(※3)。ライセンスの追加は契約期間中でもでき、料金は残りの期間に応じて按分されます。ライセンス数は更新時に見直せますが、数量を減らすと価格が改めて設定されます。
A. 違いは、標準の機能をどこまで使えるかです。Salesforceライセンスでは、売上予測や商談を含む標準のCRMの機能を利用できます。Platformライセンスで使えるのはカスタムアプリと、取引先、取引先責任者、レポートなどの基本機能で、売上予測、リード、キャンペーン、商談は使えません(※10)。
A. 使えるのは2人までで、カスタムオブジェクトも作れません。AppExchangeのアプリ、売上予測、見積もりも使えません(※7)。3人以上ならStarter Suite以上、カスタムオブジェクト、AppExchangeのアプリ、売上予測、見積もりのいずれかが必要ならPro Suite以上を検討します。
A. 上位のエディションへはいつでも変更できますが、大半の製品では、下位のエディションへは移れません(※9)。必要になった段階で上位へ切り替えることで、使わない機能への費用を抑えられます。
エディションとライセンスの構成を決めるには、誰がどの業務で、どの機能を使うのかを整理する必要があります。ユニファイド・サービスの「Unisrv AI Powered CRM®」は、業務と利用者の整理から、構成設計、Salesforceの実装、運用開始後の定着まで支援します。
実装では、設計した構成に沿ってSalesforceの設定やカスタマイズを進めます。運用開始後も現場への定着を支え、利用部門の拡大やAI活用に応じた構成の見直しまで、一貫して支援します。もちろん、最初の要件定義から必要なケースはお客様と一緒に進めていきます。
エディションやライセンスの選び方に迷っている段階でも、お気軽にご相談ください。
※1 Trailhead「ライセンスのしくみを理解する」:https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/salesforce-licensing/understand-how-licenses-work
※2 セールスフォース・ジャパン「Salesforce、企業がエージェンティックトランスフォーメーション実現のために必要なすべてが揃う新しいエディションを発表」(2026年9月10日):https://www.salesforce.com/jp/news/stories/salesforce-simplifies-editions-2026/
※3 セールスフォース・ジャパン「メインサービス契約」(2026年6月1日更新。該当条項:3.1項、3.2項、5.1項、11.2項、12.4項):https://www.salesforce.com/en-us/wp-content/uploads/sites/4/documents/legal/salesforce_MSA-jp.pdf
※4 Salesforceヘルプ「機能ライセンスの概要」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=platform.users_understanding_feature_licenses.htm&language=ja&type=5
※5 セールスフォース・ジャパン「Salesforce販売価格」:https://www.salesforce.com/jp/sales/pricing/
※6 セールスフォース・ジャパン「Service Cloud向けカスタマーサービスソフトウェアの価格」:https://www.salesforce.com/jp/service/pricing/
※7 Salesforce Help「Salesforce Suites Features and Allocations」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=xcloud.easy_help_features.htm&language=en_US&type=5
※8 Salesforceヘルプ「Salesforce エディション」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=xcloud.overview_edition.htm&language=ja&type=5
※9 セールスフォース・ジャパン「【2026年版】Salesforceの料金プランを徹底解説|自社に合うプランの選び方と総コストの試算方法」(2026年7月22日更新):https://www.salesforce.com/jp/small-business/how-to-choose-plan/
※10 Salesforce Help「Standard User Licenses」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=platform.users_license_types_available.htm&language=en_US&type=5
※11 Salesforce Help「Experience Cloud User Licenses」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=limits_communities_parent.htm&language=en_US&type=5
※12 Salesforceヘルプ「自分のエディションの確認」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=xcloud.overview_finding_edition.htm&language=ja&type=5
※13 Salesforceヘルプ「組織のユーザーライセンスの表示」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=platform.users_license_types_view.htm&language=ja&type=5
※14 Salesforce Help「Create a Custom Report Type to Show Salesforce User License Information」:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=000387526&language=en_US&type=1
2026年10月27日
この記事の監修者

甲斐 博一
ユニファイド・サービス株式会社 CMO
グローバルIT企業における23年間のマーケティング経験に経営企画のスキルも加えB2B/B2Cともに経営とマーケティングを結び付けていくことをモットーとする。また、数多くのデジタルマーケティングおよびECの立ち上げや衰退ビジネスの立て直しも経験し、Webサイトを事業に貢献させてきた経歴を持つ。現在はユニファイド・サービスにて、B2B領域のビジネスにフォーカスし、CMOとしてマーケティングを推進すると同時に、新規事業計画と成長を支援する活動を並行して実践中。経営とマーケティング、事業企画、そしてリーダーシップを次世代に伝えていくための活動もライフワークとして行っている。